WEB制作会社の成果の見せどころは2つ。1つはデザイン性や他社との差別化となるエフェクトの実装などが考えられます。もう一つは今日のお題であるSEO対策についてです。近年SEO対策がなかなか成果が出ずにリスティング広告や手軽なSNS広告を始められるクライアントが多いですが、WEB制作における成果と言うならばSEO対策が成功する事が最も喜ばしい事だと考えます。
ウェブドアでは、そんな高額な月次契約が無くてもSEO対策を実施するご提案が可能です。この記事では具体的なSEOのトラブルなどを紹介し、依頼しているSEO企業が「これを実施していない」場合に危険な話をします。
SEO対策でよくある業者とのトラブル5選
成果が出ない
SEO業者に依頼しても、検索順位が向上せず、期待していた効果が得られないケースがあります。特に、具体的な成果目標を曖昧にしたまま契約した場合に起こりがちです。ただ、近年具体的なコミットメントがある業者の方が怪しいという説もあります。
ブラックハットSEO
一部の業者は短期的に順位を上げるため、不正な手法(リンクスパム、キーワードの詰め込みなど)を使用します。これにより、一時的には順位が向上しても、検索エンジンのペナルティを受けて順位が大幅に下がるリスクがあります。10年前に横行した手法ですが、近年はコレすら知らない対策車も多いと思います。むしろ過去にこのSEOで成功した経験があるクライアントさんの方から大量の被リンクを作成する案を提案されることも
不透明な費用体系
業者によっては、具体的な施策内容や費用の内訳を説明しないまま高額な請求をする場合があります。月額20万円を超えるような契約を締結する場合には、具体的な施策について聞くのは良いと思います。
契約期間の縛り
長期間の契約を強制される一方で、効果が出ない場合に契約を解除できないといった問題が生じることがあります。6か月契約で親切、1年以上は現代においては論外ですね。めちゃくちゃ怪しいです。
コミュニケーション不足
依頼者が何を期待しているか、SEO業者が何を行うのかが明確でないため、信頼関係が崩れることがあります。これは制作に置いても全てですが、クライアントが求めたことに対応できない業者ならやめた方がいいと思います。
SEOでよくトラブルになってしまう背景
SEOは専門知識が必要な分野ですが、依頼者がその知識を持っていない場合、業者の説明や施策内容が正しいのか判断しづらいです。またSEOは効果が出るまでに時間がかかる(3~6カ月は最低かかる)ため、業者の努力や施策の適正さがクライアントに分かりにくいです。
直近ではGoogleなどの検索エンジンのアルゴリズムが頻繁に変更されるため、業者も対応が遅れる場合があることから非常に際どい契約になりがちです。
コレ無かったらアウト!怪しいSEO業者の見分け方
Googlesearchconsole(Googleサーチコンソール)
Google Search Consoleは、サイトのパフォーマンスをモニタリングし、検索エンジンでの可視性を向上させるための無料ツールです。これにより、ウェブサイトがGoogle検索でどのように表示されているかを把握でき、検索結果での表示回数、クリック数、順位などを分析することができます。また、ウェブサイトの技術的な問題やインデックス登録状況、リンク構造を確認し、改善点を見つける手助けをしてくれます。特定のページがどのように認識されているかや、エラーの詳細を調べることも可能で、SEO対策を進める上で非常に役立つツールです。
つまり、これを実装していない時点でどうやってSEO対策をしているのか?とはっきりとした基準になります。
ウェブドアが重視する指標の一つとしてこのGooglesearchconsoleの数値やデータ分析が大切な指標となります。制作時には専門性が高いことを意識したWEBサイト制作を心掛け、記事投稿などの権威性も実施します。権威性というのは発言者の可視化です。つまり「この記事を書いた人は誰」という事を明示することが具体的な対処となります。この記事の↓に私の紹介があると思います。私も、出たくはないんですけど出た方が良いって言うもんで出てます。
Googlesearchconsole無しで運用するSEO対策は、教科書も無いのに受験勉強を気合だけでしている苦学生と同じ。とても基本的で全てでは無いですが必ず必要なものです。成果が出ない時は業者の方にGooglesearchconsoleでの結果をお尋ねするのもいいかもしれません。