「AIO対策という言葉は聞くようになったけれど、具体的に何から始めればいいのか分からない」という企業のWeb担当者様も多いのではないでしょうか。ChatGPTやGeminiなど、AIを使って商品やサービス、企業を探す行動が広がるなか、ホームページにもAI検索を意識した対策が求められるようになってきました。

ただし、AIO対策だからといって、いきなり新しいページを大量に作ったり、ホームページを全面的に作り直したりする必要があるとは限りません。
大切なのは、まず現在のホームページが「自社について正しく伝えられる状態になっているか」を確認することです。

今回は、東京のホームページ制作会社のウェブドアが、企業がAIO対策を始める際に最初に確認しておきたいポイントをご紹介します。

AIO対策を始める前に、まず現在のホームページを確認

AIO対策を始める前に、まず現在のホームページを確認

AIO対策を考えると、AI向けの特別な技術や設定から始めなければならないと思われるかもしれません。
しかし、その前に確認したいのが、現在公開しているホームページの状態です。

AI検索で自社やサービスについて調べてみる

まずは実際にChatGPTやGeminiなどを使い、自社について質問してみるのも一つの方法です。

例えば東京でWeb制作を行っている会社であれば、「東京のホームページ制作会社」「AIO対策に対応しているWeb制作会社」といった、自社のサービスにつながる質問をしてみます。そこで自社が必ず表示される必要があるということではありません。
重要なのは、AI検索という新しい検索方法において、自社や競合企業がどのように扱われているのかを知ることです。

検索結果を確認することで、これまでSEOの順位だけを見ていたときには気づかなかった課題が見えてくる場合があります。

自社が「何の会社なのか」が明確になっているか

次に確認したいのが、ホームページを見たときに「何を提供している会社なのか」が明確に伝わるかどうかです。

例えば、「ホームページ制作に対応しています」という情報だけでは、対応エリアや得意分野、制作後のサポート内容までは分かりません。東京でサービスを提供している企業であれば、新宿・渋谷・品川などの対応エリアについても具体的に掲載することで、企業やサービスの情報がより明確になります。

「東京を中心に企業ホームページを制作している」「制作後のSEO・AIO対策までサポートしている」といった具体的な情報が整理されていれば、ユーザーだけでなくAIにとっても企業の特徴を理解する材料になります。

AIO対策というとAIだけを意識してしまいがちですが、まずは人が読んでも分かりやすいホームページになっているかを確認することが基本です。

→【関連コラム】ホームページ制作会社が考える「AI検索に強いサイト設計」

AIO対策で最初に確認したい3つの情報

ホームページの現状を確認したら、次は掲載されている情報を見ていきます。
単純に文章量を増やすのではなく、「企業を理解するために必要な情報がそろっているか」という視点で確認することがポイントです。

会社情報とサービス内容が一致しているか

トップページでは「Webマーケティングに強い会社」と紹介しているのに、会社概要やサービスページを見ると具体的な事業内容が分からない。このような状態では、企業の特徴が伝わりにくくなります。

会社概要、サービスページ、ブログ、制作実績など、ホームページ内のさまざまな場所で発信している情報に一貫性があることが大切です。

会社名や所在地といった基本情報だけでなく、「何をしている会社なのか」「どのような企業を支援しているのか」「どの分野を得意としているのか」まで整理してみましょう。

自社だから発信できる情報が掲載されているか

一般的な知識だけで構成されたホームページでは、他社との違いが分かりにくくなります。
そこで重要になるのが、実際の制作実績や導入事例、サービスを提供するなかで得た知見など、自社にしか発信できない情報です。

例えばWeb制作会社であれば、単に「SEO対策が重要です」と説明するだけではなく、どのような考え方でサイトを設計しているのか、公開後にどのような改善を行っているのかといった実務に基づく情報も価値のあるコンテンツになります。

AIO対策のためだけに情報を作るのではなく、企業がこれまで積み重ねてきた経験をWeb上できちんと伝えることが重要です。

情報が古いままになっていないか

ホームページを制作して数年経っている企業では、現在の事業内容と掲載情報にズレが生じているケースもあります。すでに終了したサービスが掲載されていたり、新しく始めた事業がホームページに反映されていなかったりすると、ユーザーにもAIにも正確な企業情報が伝わりません。

AIO対策を始めるタイミングで、一度ホームページ全体を確認してみることをおすすめします。新しい情報を追加するだけでなく、「今の会社を正しく表していない情報を修正する」という作業も大切なAIO対策の一つです。

AIO対策は企業によって必要な施策が異なる

AIO対策について調べると、構造化データやllms.txt、FAQ、コンテンツ制作など、さまざまな施策が紹介されています。しかし、これらをすべて同時に実施すればよいというわけではありません。

新規制作と既存サイトではスタート地点が違う

これからホームページを制作する企業であれば、制作段階からSEOやAIOを考慮して、サイト構造や掲載する情報を設計できます。

一方、すでにホームページを運営している場合は、現在のサイトを調査したうえで、不足している情報や改善できる部分を見つけていくことになります。

場合によっては全面リニューアルをしなくても、サービスページの内容を充実させたり、実績を追加したりすることで改善できることもあります。だからこそ、「AIO対策=決まった施策を導入する」と考えるのではなく、現在のホームページに何が必要なのかを見極めることが大切です。

SEOで積み重ねてきたものも活かす

AIOが注目されているからといって、これまで取り組んできたSEO対策が不要になるわけではありません。検索エンジンからホームページを見つけてもらうことも、引き続き重要な集客経路です。

これまで蓄積してきたブログや実績ページなどを活かしながら、AI検索にも企業情報が伝わりやすい状態へ整えていく。このようにSEOとAIOを切り離さずに考えることが、これからのホームページ運用では重要になります。

→【おすすめコラム】AIO対策はホームページ制作後が重要!公開後に行うべき5つの施策

AIO対策は「何をするか」より「どこから始めるか」が大切

AIO対策には、すべての企業に共通する一つの正解があるわけではありません。
まずは現在のホームページを確認し、自社やサービスについて十分な情報が掲載されているか、内容に一貫性があるか、古い情報が残っていないかを確認することから始めてみましょう。

そのうえで、コンテンツの追加が必要なのか、サイト構造の改善が必要なのか、技術的な対応が必要なのかを判断していくことが大切です。

ウェブドアでは、東京のホームページ制作会社として、新規のホームページ制作だけでなく、既存サイトの改善やSEO・AIO対策、公開後の保守・運用までサポートしています。
「AIO対策を始めたいけれど、自社の場合は何から手をつければいいのか分からない」という企業様も、まずは現在のホームページについてお気軽にご相談ください。

→【お問い合わせ】ホームページ制作・AIO対策を相談する